母直伝!昔ながらの【梅干し】作り②
梅酢が上がってきたら赤じその準備

このように梅酢が上がってきたら、赤じその準備に入ります。綺麗に赤く染まるように、赤じそは葉が細かく縮れて紫紅色に染まったものを選びます。

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赤じそのアク抜き
赤じそをさっと水洗いしたらザルに上げてしっかり水を切ります。
水を切ったらボウルに戻して大さじ1の塩をふり全体にまぶすようにして揉んでいきます。
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両手でぎゅっと押すように揉んでいると、濁ったアクが出てきます。


濁ったアク汁が紫色になったら、1度アク汁を捨てて、また塩を大さじ1ふり、再びよく揉んでアク汁を出します。両手で力いっぱい汁気を絞ってアク汁を捨てます。
赤じそを加えて本漬け

赤じそをほぐしながら菜箸で梅にかぶせるように加えます。

赤じそをまんべんなくかぶせたら落し蓋をします。木の落し蓋は赤く染まってしまうので、このようなガラスのお皿が良いでしょう。

落し蓋をしたら重石を2つ重ねてのせますて、ほこりや虫が入らないように蓋をして冷暗所に置き、土用を待ちます。

土用干しとは、土用7月下旬から8月上旬(7/20~8/7頃)
この期間の晴天が続く日に梅を天日に干すことを言います。
梅雨のジメジメした時期は、時々カビのチェックをしましょう。カビが付いた梅は取り除いてください。
2019.7.8 星子