【おすすめ絵本】おとなにこそ読んでほしい感動絵本 5選

すみれ

星子さん、今日は絵本を読んでいるの?

星子

ええ。この本、なんど読んでもぐっときちゃうの…

こんにちは、星子です。
私は、子どもが小さいときには毎日いっしょに絵本を読んでいて、今も絵本が大好きでたびたび購入しています。
その中から、おとなにもぜひ読んでほしい、お気に入りの本をいくつか紹介しますね。

『あんなにあんなに』 ヨシタケシンスケ

あんなに小さくて甘えていたあの子が…もうこんなに大きくなって!
と、子どもの成長の早さに驚くお話
子育て中に感じるあれこれや自分の身に起きるあれこれが、少ない文字とあたたかな絵で綴られています。

「りんごかもしれない」「りゆうがあります」など、発想絵本と呼ばれる作品の数々で人気を博しているヨシタケシンスケさんの最新作です。
二児のお父さんでもあるご自身も体験したであろう育児の一場面を、ユーモアたっぷりに描いていきます
にんやり、胸アツ、そしてホロリ、最後にまたにんやり。読む人の心をくすぐります。
息子を育ててきたお母さんは、涙腺崩壊まちがいなし!

『いらないねこ』 ヒグチユウコ

本物の猫にあこがれるぬいぐるみのニャンコ。
ある日、瀕死の状態の子猫を見つけて助けます。
ニャンコは仲間たちの助けを借りながら、子猫を懸命に育てます。

ヒグチユウコさん独特のタッチの絵と、ファンタジックな世界観にぐいぐい引き込まれます。
単なるメルヘンではなく、ペットの生体販売の問題や命の大切さ、子どもの成長など、テーマは深い!
「いらない命」なんてありませんよね。
前作「せかいいちのねこ」とともに、ずっと大事にしたい作品です。

『おおきな木』
シェル・シルヴァスタイン(著)村上春樹(訳)

ある一本の木とひとりの男の子の物語。
木は男の子のことが大好きで、男の子の役に立つために自分の身を削っていきます。
すべてを与えてしまった木。それでも木は幸せでした。
「愛」とは何か、読むたびに考えさせられるお話です。

1964年にアメリカで出版され世界中で愛されてきたこの作品。
原題は「The Giving Tree」(与える木)です。
あとがきには翻訳した村上春樹氏の熱い思いも綴られていますよ。

『くまとやまねこ』 
湯本 香樹実 (文)  酒井 駒子 (絵)

お話は、なかよしのことりがしんでしまって、くまが泣いている場面から始まります。
くまは涙を流しながらことりを木箱に入れて、昨日までのことを思い出します。
ひとりで閉じこもるくまを救ったのは…。

大切な人との別れ、その深い悲しみからの再起を、小説「夏の庭 ―The Friends― 」でおなじみの湯本香樹実さんが静かに語ります。
それを酒井駒子さんのモノクロのイラストが引き立てます。
静かな感動がいつまでも心に残る、そんな作品です。

『あさの絵本』
谷川俊太郎(文)吉村和敏(写真)

最後は夫、スバルからのおすすめ写真絵本を。
吉村和敏さんの、朝の風景写真集です。
朝焼けの空、日の出を迎える海、朝露をたたえた葉っぱ。
命の息吹を感じる写真に圧倒されます。
その一つ一つに、詩人谷川俊太郎さんが短いことばを添えています。

「おわってしまうものは ひとつもない  すべてがはじまり」(本文より抜粋)
あたたかな光が心に差し込んでくるような絵本です。

紹介したい本はまだまだたくさんあります。
みなさんも書店に行ったら、絵本のコーナーものぞいてみてくださいね。
2021.7.13 星子