ふれる・体験する・考古学のワンダーランド【兵庫県立考古博物館】

2020年4月17日

考古博物館のシンボルマーク。モチーフは子どもの手です。

子ども達とちょっと足を延ばして、加古郡播磨町の兵庫県立考古博物館へ行ってきました。

竪穴住居跡もある公園

初めて訪れましたが、博物館は大中遺跡の緑豊かな公園に隣接しています。
エントランスを入ると縄文時代から江戸時代の土器が並べられ、年代と共に形を変えてゆく様子が一目で分かります。
館内の展示は人・環境・社会・交流とテーマごとに分かれた展示となっています。

迫力のリアルな等身大のジオラマなど

ナウマンゾウの狩りの風景を再現

常設展示は兵庫県の歴史を考古学で解き明かす展示となっています。昔のひょうご人の暮らしを等身大のジオラマや骨格標本、狩りの道具や武器などを使って年代順にわかりやすく解説。

石棺が置かれた壁は赤く塗られてたそうです

なかでも篠山市の雲部車塚古墳の石棺の再現は、普段は見ることが出来ない古墳の中を知る事ができ、子ども達も興味津々で覗き込んでました。

試したり触ったりできる展示

古代人になりきって記念撮影

古代の衣装の展示は試着できるので、展示のジオラマに溶け込んで古代人気分を体験!

古代船の展示は圧巻です

常設展示の後半の見所は「古代船」、大きな木製の船がひときわ目を引きます。毎週日曜日には古代船に乗れます(14:00~15:30)。また、土曜日は石棺に入れます。

楽しく遺跡を学ぶ

必死に探しています
制覇ならず

「発掘ひろば」では、土に埋まった7つの古代の遺物を時間内に対戦形式で発掘。ゲーム感覚で発掘体験ができます。
子ども達と対戦しましたが、簡単なようでなかなか見つけることが出来ません。必死に探して結果は同じ6つでした。簡単に見つからないところが面白かったです。

火焔型土器

この日は常設展示の他に「縄文土器とその世界」の展示が開催されてました。縄文文化を代表する火焔型土器や特殊な眼鏡をかけたような遮光器土偶など、さらに縄文文化を深く掘り下げた厳選された展示になっていました。
このような、特別展示が年数回開催されています。

いつでもできる古代体験

カラフルな色の組み合わせが楽しい組みひも

体験学習室では予約なしで、勾玉づくり・ミニミニ石包丁づくり・ループで組みひも・古代の火おこしなどの古代体験ができます。
そこで、15分でできる「ループで組みひも」作りに挑戦しました。1600年前の人がこの方法で組みひもを作っていたそうです。色とりどりの毛糸から3色選んでループ(輪)になった糸を指に引っ掛けて、左右を入れ替えながら指だけで組んでいきます。順番がなかなか覚えれなかったのですが、ずっと係の方が横に付いて教えて下さるので間違えることなくできました。

指だけで組んでいきます
だんだん調子が出てきました
ループ組みひもの完成

多少個人差はありますが、15分ほどで素敵な組みひもが出来上がります。

カフェなども

加古川のご当地グルメのかつめし

考古博物館では、その日にできる体験の他に予約制の講座もあります。
展示の他に図書の閲覧、データベースの検索などできる「考古学情報プラザ」や、兵庫県内にある遺跡や考古系の博物館の情報を提供してる「ネットワーク広場」や、ご当地グルメのかつめしがいただけるカフェもあり、充実の施設です。

夏休みの自由研究の題材にもいいと思うのでまた行ってみたいな。

2019.7.2 星子

兵庫県立考古博物館
兵庫県加古郡播磨町大中500
http://www.hyogo-koukohaku.jp