こころの相談室5「いじめをしたとの苦情が・・・」

”私の子育てこれでいいのかな” そんなお悩みに臨床心理士竹田伸子先生が優しくアドバイス。情報誌「トゥインクル」より、選りすぐりのものをシリーズでお届けします。

【質問】小3の娘がいじめをしたと相手の親から苦情が。実際はしていないのですが、先方はとても怒っていて何も聞いてもらえず、周囲にも吹聴しているようです。どう対処すべきでしょうか。

イラスト:イラストAC

お答えします

最近こういったお悩みをよく耳にします。加害者に仕立て上げられるという“被害”です。
お嬢さんが加害者に仕立てられた上に周囲にも吹聴されてどれほど悔しい思いをされていることでしょう。
相手が聞く耳を持つなら話し合いの場を持つことも良いですが、相手が冷静さを欠いている場合はお勧めできません。
ならばどうする。
名誉毀損で訴えるか、全く取り合わないか。
しかしどれを選んでも親として一度受けた心の傷と悔しさは消えないことでしょう

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こうしたトラブルに巻き込まれた時の怖さは、次第に気が滅入り、自信をなくし、人間不信になり、人としての尊厳までが揺らぎ、そして、うつになる、ということです。
人にとって最も強いストレスは“人間関係”です。あなたはいま非常に強いストレスに曝されています。
まず自分を見失わないよう自分を守る手を打ちましょう。
紫外線の強い土地に行く時、幾重にも対策をしますね。紫外線をやっつけようとは思いません。いかにブロックし、いかに守るかを考えます。それと同じです。
自分の生活リズム、体調、愛するモノとの時間、自分を無条件に愛してくれる人たちとのやりとり、それらをしっかり守りましょう。

イラスト:イラストAC

あなたを愛する人はあなたが完璧だからではありません。不完全さも含めて愛しているはずです。
相手を正すことや勝つことに心を奪われて、最も尊いあなたを無条件に愛してくれる人たちとの関係性を揺るがしてはなりません。

竹田伸子先生Profile
大阪彩都心理センター代表・臨床心理士
甲南大学人間科学研究所客員特別研究員

大阪彩都心理センター
http://saitokodomo.com/index.html

すみれ
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