こころの相談室 3「上の子が可愛く思えません。」

2020年4月17日

”私の子育てこれでいいのかな” そんなお悩みに臨床心理士竹田伸子先生が優しくアドバイス。情報誌「トゥインクル」より、選りすぐりのものをシリーズでお届けします。

【質問】3歳と1歳の子どもがいます。上の子がどうしても可愛く思えません。赤ちゃんの頃は可愛がって大事に育てましたが、今は言うことを聞かず邪魔ばかり。下の子の世話が思うように出来ません。

お答えします

我が子を可愛いと思えない、こんなつらいことはないですね。
そんな気持ちを持ちながらも大事に育てていらしたとのこと。そして、今、自己主張をする時期を迎え、行き詰まりを感じていらっしゃるのでしょうか。
さて、お二人のお子さんとの関わりを振り返ってみましょう。上の子にヤキモチを焼かせるように振る舞っているところが、どこかあるはずです。いかがですか。

例えば、「ママ」と呼ばれた時の応答。
下の子には笑顔で「なあに?」と応じ、上の子には目を合わせず「なによ」と言う。
あるいは、食べ物や飲み物を欲しがる時、上の子を差し置いて、下の子から与えてしまう。
その他、抱っこをせがまれる時、上の子には不快な顔を向けるが、下の子はすんなり受け入れる、などです。

あからさまな不公平な関わりは、子どもの不安やひがみや妬みを引き起こします。それが可愛いと思えない行動につながっていないでしょうか。

一度振り返り、周囲の意見も聞いてみて、もし思い当たることがあれば修正しましょう。

竹田伸子先生Profile
大阪彩都心理センター代表・臨床心理士
甲南大学人間科学研究所客員特別研究員

大阪彩都心理センター
http://saitokodomo.com/index.html