こころの相談室 2「学校に行きたくない」

2020年4月17日

”私の子育てこれでいいのかな” そんなお悩みに臨床心理士竹田伸子先生が優しくアドバイス。情報誌「トゥインクル」より、選りすぐりのものをシリーズでお届けします。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は kokoronosoudanshitsu_line-1024x85.jpg です

【質問】小学6年の息子が最近「学校に行きたくない」と言い、聞いても理由が分かりません。親として無理にでも行かせるべきか、休ませても良いのか悩んでいます。

お答えします

行きたくない理由を息子さんは言わないし、親御さんにも思い当たることがない、ようですね。
今まで当たり前だと思っていたことに疑問を抱き、あれこれ引っかかるようになる。思春期らしい反応ですね。
成長の証として、まずは喜びましょう。

さて、無理に行かせるべきか、休ませるべきか、親としては悩ましいところです。
どちらに決めても、ヘタをすると「親に押しつけられた」となりかねません。
そうならないよう、まずは息子さんの心情をしっかり聴く、それが大切です。

子どもが迷いどうしていいかわからない時、親の大切な仕事は子どもを安心させることです。
親御さんも相当不安だろうと思うのですが、それを子に見せないようにして、「だいじょうぶ。焦らない。ゆっくり考えて答えを出そう」と言い聞かせましょう。

気持ちを十分聴いた後に、「じゃあ、ひとまずこうしてみなさい。結果がどうなっても責任持つから」と毅然とした態度で、進むべき道を提示しましょう。
不安を無くすことよりも、不安を抱えながら進む勇気を提示してあげましょう。

竹田伸子先生Profile
大阪彩都心理センター代表・臨床心理士
甲南大学人間科学研究所客員特別研究員

大阪彩都心理センター
http://saitokodomo.com/index.html