郷愁漂う【橋のある風景】京都編「渡月橋・流れ橋・祇園白川 巽橋」
こんにちは、スバルです。
歴史ある京都には、数々の郷愁漂う橋があります。
今回はそのなかでも印象的な、私のお気に入りの【橋のある風景】を紹介したいと思います。
まわりの風景をより美しく際立たせる橋は、撮影がとっても楽しいんですよ♪
渡月橋
名前の由来

嵐山へは季節ごとに訪れ、たくさんの写真を撮っています。
阪急電車に乗って嵐山駅で降り、渡月橋(とげつきょう)を渡って嵯峨野方面へと向かうというのが、いつものコースです。

桂川沿いまで来て渡月橋が見えると、あ〜嵐山に来た♪ってわくわくするんだ。
渡月橋は、桂川・大堰川(おおいがわ)にかかる橋。
船遊びをしていた亀山上皇が、「 くまなき月の渡るに似る(空に浮かぶ月が橋の上を渡っているよう)」と句を詠んだのが名前の由来と言われています。
四季折々の美しさ

特に好きなのは、やっぱり秋♪
紅葉の嵐山を背景にした渡月橋は、毎回見とれる美しさ。

12月に行われる京都・嵐山花灯路では、夜になると嵐山が幻想的に彩られ、渡月橋もライトアップされます。

行くときは、寒さ対策に気をつけて。
京都の冬の夜は寒いですよ!
京都・嵐山花灯路の詳細はこちらで確認してください。
→京都・花灯路
渡月橋へのアクセス

渡月橋
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
阪急嵐山線「嵐山駅」より徒歩5分
嵐電嵐山本線「嵐山駅」より徒歩3分
より嵐山を楽しみたいなら、人力車がオススメです♪
【京都・嵐山・人力車・30分貸切】人力車で風情を感じるひと時。いつもとは違った京都観光を
嵐山での食事は👇
嵐山 食事・ディナー おすすめ情報
流れ橋
日本最長級の木橋

上津屋橋(こうづやばし)は時代劇や映画に度々使われていて、通称流れ橋と呼ばれています。
京都府八幡市と久御山町(くみやまちょう)の間を流れる木津川にかかっています。
長さ356.5mは、木橋としては日本最長級だとか。

のどかな風景に溶け込む、手すりのない特徴的な橋で、いつか撮りたいと思っていました。
でも、なかなか撮れませんでした。
それは・・・
流れていたのです

1度目に訪れたのは2017年12月。
橋はその年の10月の台風で橋桁や橋板が流されて橋脚だけになり、通行禁止になっていました。

この辺りは茶畑の景観が美しく、日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」にも選ばれているんだよ。
コラボで撮りたかったな。
2018年に、橋は流れにくいように補強されて復旧しました。


再度、2019年10月に近くまで来たので行ってみました。
橋はありませんでした。
訪れた10日ほど前に、強大な台風によってまた流されてしまっていました。

実は、流れ橋はその名の通り、流れることを想定して造られた橋なんです。

写真の左側を見ると、橋桁や橋板がワイヤーロープに繋がれているのがわかりますか?
そっか!
橋桁や橋板を引っ張り上げて、橋脚の上に乗せればいいんだにゃ!

昭和28年(1953年)の架設から2019年まで、通算23回の流出があったそうです。
念願叶って

2020年9月、3度目の訪問でようやくその美しい姿を見ることができました♪
見てください、対岸まで真っ直ぐにつながっています!

感動して、橋の上で何度もジャンプしたよ。
幅は3.3mもあるのですが、手すりがなくてちょっと怖い気がします。

高さは約5m。下から見上げると結構高い。
人道橋なので、自転車やバイクは押して渡らないといけないよ。
落っこちないように気をつけて渡るにゃ!


こんなに高いのに、何度も増水して流れるなんてびっくり!
自然の力はすごいね。
流れ橋へのアクセス

流れ橋
京都府八幡市上津屋宮前川端
京阪本線「石清水八幡宮駅」より京阪バスで約15分「上津屋流れ橋」下車、徒歩5分
無料Pあり 9:00~17:00
※12/28の17:00~1/14の9:00まで閉鎖
祇園白川・巽橋
京都らしい風情の橋

町家や料亭が立ち並ぶ祇園白川は、今も京都らしい風情を感じる通り。
そこに流れる白川にちょこんとかかる橋が巽橋(たつみばし)です。

ここは観光客が多く、なかなか写真が撮れないのが悩みでした。
何度目かの訪問の、雨の日の朝にやっと人がいない橋を撮ることができました♪

低い木の欄干の石畳の橋、下には穏やかに流れる白川。
白川沿いには枝垂れ桜や紫陽花が彩りを添え、通りでは柳の枝が揺れています。
絵になる通りにゃ♪


舞妓さんや芸妓さんにに会えることも♪
巽橋は2019年に新しくかけ替えられました。
写真はそれ以前のもので、スバルは古い橋の方が好きなんだって。

映画にも

祇園白川も、ドラマや映画によく登場するスポットです。

周防正行監督の映画「舞妓はレディ」では、祇園白川の雰囲気がたっぷりのオープンセットが作られたんだよ。
巽橋がモデルの橋は、よく重要な場面に登場していたね。


「舞妓はレディ」は、今年ドラマで大活躍をした上白石萌音さんの映画初主演作なんだよ。
今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」主役の長谷川博己さんも出ていた話題作です♪
巽橋へのアクセス

巽橋
京都府京都市東山区元吉町巽橋
阪急京都線「四条河原町駅」より徒歩5分
京阪本線「祇園四条駅」より徒歩3分
祇園の雰囲気を味わいながらのランチもいいね♪
>>祇園の美味しいランチ
京都らしい橋

風情漂う京都らしい橋が、京都にはたくさんあります。
そんな橋は、季節ごとに通って撮ってしまいます。
また、とっておきの京都の橋を探して美しい姿を紹介したいと思います。
お楽しみに♪
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2020年は新型コロナウイルスの影響で、お出かけがなかなかできませんでしたが、来年はまた自由に絶景を撮りに行けることを願っています。
2021年も「トゥインクルfamilyのキラキラdays」をどうぞよろしくお願いいたします。
2020.12.31 スバル