【星子家の本棚】②夏休みにぴったりな図鑑たち その1
夏、家族で海や山に出かけて自然にふれたとき、さまざまなモノに出会いますね。「これ、何だろう?」「なんていう名前?」そんな疑問から世界はどんどん広がります。私の家の本棚から、理科の自由研究にも最適な図鑑を6冊紹介します。
まずは山や海、川にこの3冊。
『ひとりで探せる 川原や海辺のきれいな石の図鑑』柴山元彦
画像出典:創元社
ルビー、サファイア、ガーネットなど、憧れの鉱物や宝石も、じつは近くの川原や海辺で見つけられるんですって!この本は、水辺で見つかる色とりどりの鉱物・宝石を、磨かれる前の原石のままの姿で紹介する、石さがしのためのガイドブックです。母岩を割る、川砂利を漉す、磁石で集めるなど、見つけ方にもコツが必要です。本書では、全国23ヶ所の石探しスポット地図つきで紹介。川原や海辺で見つかる代表的な鉱物の図鑑に加え、集めた鉱物の見分け方や、そもそも鉱物がどのようにできるのかという地学講座、持ち帰った石の磨き方まで、石探しの基礎を徹底解説しています。
この本は私が川や海に石集めに出かけるときに使っていますが、娘のトゥインクルもお気に入りの一冊で、いつも目をキラキラさせて眺めています。
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ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑 [ 柴山元彦 ] 価格:1,620円 |
『原色図鑑 世界の美しすぎる昆虫』 監修/丸山宗利
画像出典:宝島社
エメラルドブルーのセミ、真珠のような光を放つチョウなど、息をのむほど美しい“森の宝石”たちの写真が満載。また、「色」「模様」「擬態」などのテーマに分けて昆虫たちの写真を見比べることで、知られざる昆虫たちの生態もわかる内容になっています。監修はベストセラー『昆虫はすごい』の著者丸山宗利先生で、地球上でもっとも多種多様な生物である昆虫の中から特別な昆虫を厳選。
昆虫がちょっぴり苦手なわたしも、この本を読んでその魅力にとりつかれました!写真好きのすばるは、この本から昆虫撮影のヒントをもらっているようです。
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価格:864円 |
『まるごと海の生きもの』(学研もちあるき図鑑) 監修/木村義志
画像出典:学研
魚、貝、エビ、タコなど海にすむ生きものを、場所別、仲間分け別に、約1000種紹介。名前や大きさなどの基本情報のほかに、名前の由来や別名など、ちょっと人に話したくなるようなおもしろいことがらも載っていて、読み物としても楽しめます。持ち歩けるサイズなので、家族で川や海に出かけるときには必ずリュックサックに入れています。
この本を読んで、親子でまったく似ていない魚がたくさんいるということを初めて知りました。子どもが縄張り争いに巻き込まれないようにするためですって。生きものの世界は奥深い!
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価格:2,160円 |
少しの知識と大いなる好奇心をもって、夏休みは大自然の中へ出かけましょう!
2019.8.3 星子
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